TT未来遺産運動の推進

淡山疏水及び東播用水、またその地域の状況を踏まえて、 淡山土地改良区と東播用水土地改良区が描いた東播用水・農業・地域の将来像18を4つの基本方向に進めるため、 10の推進方策を定めました。

基本方向、推進方策と18の将来像

基本方向 1東播用水システムを存続発展させる。
  • 農業基盤の保全

    • 豊かな用水が確保され高度な水管理が行われている。
    • 優良な受益農地が確保されている。
  • 維持管理への住民参加

    • 水路の維持管理に住民が参加している。
    • 地域と連携した防災減災体制が構築されている。
基本方向 2農業と地域をステップアップさせる。
  • 農業の振興

    • 安全安心で美味しい農作物を作る水質が保全されている。
    • 6次産業化が進んでいる。
    • 地産地消が進んでいる。
  • 東播用水の多面的機能の発揮

    • 多面的機能が発揮され、地域資源として活用されている。
  • 歴史・自然・文化などの活用

    • 水にまつわる伝統行事などが活用されている。
    • 文化的景観が活用されている。
  • 交流及び地域活動の拡大

    • 多くの人が東播用水地域を訪れる。
    • 交流を支える地域活動が活発である。
基本方向 3淡山疏水・東播用水の歴史を活用する。
  • 史料の保存・展示

    • 淡山疏水・東播用水の関係文書が保存・展示されている。
    • 歴史的かんがい施設が現地で保存・展示されている。
  • 読み物などの制作

    • 教材や資料が充実している。
基本方向 4人を育てる。
  • 淡山疏水・東播用水の研究促進

    • 東播用水や地域などに関する研究が広がり深まっている。
  • 学習機会の充実

    • 小中高の地域学習カリキュラムが作成されている。
    • 多様な学習活動がなされている。

具体的な活動事例

    *
  1. 淡山疏水・東播用水博物館活動取組1(歴史的な水利構造物や図書の保存展示等)
  2. 農業用水水質検査取組1
  3. 自治会等による水路監視・美化活動取組1
  4. 水源地里地里山保全活動取組1
  5. 地産地消推進取組2
  6. ため池・棚田の景観保全活動取組2
  7. 用水に関わる伝統行事の保存等取組2
  8. ビオトープ水路の創出取組2
  9. 東播用水ツアーの開催取組3
  10. 農産物加工販売取組3
  11. 地域研究コンクールの開催取組3
  12. 校外学習支援取組4
  13. 地域学習教材の作成取組4